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ATTITUDE(あてぃちゅーど)

ネタ

皆様こんにちは。
夏風邪にかかってしまい、2日ほど寝込んでおりました。
夏の時期の風邪はつらいですね。悪寒はするけど布団かけると暑い!

先週からリリースされました、パチスロ「蛇喰夢子という女」打ちました。


こちらは、なんと完全攻略で機会割100%OVERの技術介入機です。
魔法少女育成計画やスナイパイと同じく、筐体の色で奇数・偶数が分かるタイプです。
機会割はこんな感じ。

私はとても好きでした。
通常時は、夢子がすごろくを行います。
中段にリリべ(1枚役)が揃うとマスが一つすすみ、アイコンを獲得しCZやATを獲得するゲーム性です。
私は、青色の筐体を打ちました。(奇数設定なのでほぼ1だと思います。)全然CZに入らず、ほぼ周期で当選するような感じでした。
ながーくなりそうなので、また記事にしたいと思います。

街中でみかけるフルーツ売り

皆さんは、街中で若者がリヤカーを引いてフルーツを販売しているのを見かけたことはございませんか?
また、会社に勤務されている方は会社にフルーツやスイーツを売りに来たことがありませんか?
2011年~2015年ぐらいまでに流行ったビジネスモデルでしたね。実は私、そこで働いていたことがございました。そのときの体験談を書かせていただきます。

採用された経緯

時は2014年・・・
新卒で入社した会社を半年で辞め、フリーターを2年ほどしていた私は「そろそろ正社員にならなきゃな・・・」という考えからハローワークにいきました。
そこで見つけた求人に「総合職、月給25万、完全週休2日制、転勤なし」というハローワークにあるまじき求人がありました。私は即効で応募し、履歴書を送り、面接になりました。
面接についての連絡で「動きやすい格好で来てください。」とのこと。

面接の日・・・
色黒サーファーのような社長が面接をしてくれました。
履歴書からたわいもないことを聞かれ、返答していき、面接は終わりかな・・・と思った時です。
「今から、うちの仕事体験しますか?」
これは、断ったら採用されないやつだ。
「是非させてください!」

仕事を体験・・・

リーダーと呼ばれる方についていき、街中へ行きました。
そこで、基本7割ぐらいの走りで街中を駆け回り、民家のインターフォンを次々と鳴らしていくリーダー。「仕事って訪問販売なのか・・・?」と思いながら、リーダーについていき2時間程経ったところで事務所に戻りました。

どちらかえらべ・・・
事務所に戻り、社長からこんな説明がありました。
「実は、今回ハローワークの求人は総合職としてだしたが、いまリーダーと体験してもらった仕事は営業職なんだ。そして、営業職は基本給はなく完全歩合だ。今回の応募を総合職か、営業職かどちらか選んでくれ。」とのこと。
わたしはここでなぜか、「営業職」を選択していました。
社長は「わかりました。採用結果は追ってご連絡させていただきます。」とのこと。ここで面接は終わりました。その日わたしは、謎の充実感に満たされていました。

初出勤

そんなこんなで無事採用の連絡をいただき、初出勤の日になりました。

初出勤・・・
約2年ぶりの正社員採用ということで緊張していた私でした。
とりあえず誰よりも早く出勤しようと考え、1時間前に出勤したところ鍵がかかっていました。
しばらく待っていると、リーダーがきました。事務所に案内され事務所で始業の時間まで待っていました。

初対面・・・
その他に従業員と、社長がきて朝礼がスタートしました。
当時の従業員はこんな感じです。
・リーダー・・・色黒長髪のイケメン。30代で子供が生まれたばかり。
・女その1・・・元水道局員とのこと。身長が高い。40代。
・女その2・・・前職不明。20代。クラスに1人はいる、うざそうな人。
・男その1・・・前職は電気工。茶髪のイケメン。10代。
・男その2・・・大学卒業後、新卒入社。20代。車はトヨタのブレイドだった。
・社長・・・・・色黒長身イケメン。保坂直樹に似ている。背中に紋々あり。

はじめての朝礼・・・
他の従業員の前で一通り自己紹介をさせていただき、朝礼になりました。
朝礼ではいきなり、「アティチュード」を発声するということでした。
※アティチュードとは、日本語で「心構え・姿勢」を指し、その会社の方針ということでした。
マジ限界のボイスでアティチュードを発声していく皆様。リーダーから、あなたもやってみてということで、全力ボイスでやらせていただきました。
この辺りから「ん?」という気持ちが強くなっていきます。

はじめての仕事・・・
朝礼も終わり、早速仕事に行きます。
みなさん、なにやら発泡スチロールに商品を詰め、リヤカーに乗せ始めます。
どうやら、これが取り扱う商品とのこと。
私は初日リーダーの後をくっついていき、リーダーが訪問販売するのを見ていました。
やはり、8割ぐらいのダッシュを延々としていました。

はじめての給料・・・
朝9時から夕方5時まで延々とダッシュをした私はクタクタになりながら、リーダーと一緒に事務所に戻りました。
みなさん本日の売上と在庫を社長に渡しています。社長がそのあと、売上からいくらか抜き従業員へと渡していました。そう。給料は日ごとに手渡しでくれるのです。私は「社会保険完備って書いてあったけど、手渡しだとどうなるんだろうな・・・?」なんて考えていました。その後リーダーより、3,000円が渡されました。「研修期間中は販売する商品がないから給料が発生しない。俺の分を少ないけど受け取って。」とのこと。ここで色々と察しました。確かに、世の中には「働かざる者食うべからず」ということわざがあります。完全歩合制の仕事にとやかく言うつもりもありません。しかし、こんなに労働者が圧倒的に不利な状況で、それを押し付けることがやばいな・・・と感じました。もらった3,000円は沖ドキに消えました。

用語

初出勤を終えてからは、それなりに仕事をこなし一日辺り3,000円~5,000円をその日に受取りながら生活をしていました。
ここで、こういった会社で使われる用語をご紹介します。

ATTITUDE(アティチュード)
これは、フルーツ売り・スイーツ売りの会社で必ず使われている用語らしいです。言葉の意味としては、「姿勢」という意味があるらしいのですが、会社の中では「指針」などという意味で使われます。使用例:アティチュードに沿ってワークしよう。

フィールド
これは、街中のことです。訪問販売は走って訪問販売をするため、その日の地域のことをフィールドと呼びます。
使用例:今日のフィールドは網走かぁー。腕が鳴るね。

ワーク
これは、仕事のことです。言葉の意味まんまなので特に何もなし。
使用例:今日のワークは、アティチュードに沿って、フィールドを駆け巡ろう!


主に使っていた言葉はこんな感じです。

この仕事のシステム

いろいろと前置きが長くなりましたが、この仕事はマルチです。
なので、一番トップの人しか儲かりません。そのトップとは、この会社の社長ではなく更に上の人です。誰も幸せにならないビジネスモデルだったのです。


この仕事に就いていた方はみんな口をそろえて言っていました。
「経営者になりたい。」
「社長になるんだ。」
「ブラック企業から抜け出して社長になるために頑張っている。」

この会社の社長はこう言っていました。
「売上をたくさんあげると、会社(俺)も潤う。そして、たくさん売上をあげたやつは支店を任せる。」

図解するとこんな感じですね。

トップの人は社長と呼ばれる人から搾り取る。

社長と呼ばれる人は従業員から搾り取りながら、トップの人になれるよう夢をみる。

従業員たちは搾りかすにされながら、社長と呼ばれる人になれるように夢をみる。

とんでもない地獄絵図が完成します。

ビジネスの基本は、「安く仕入て高く売る」これです。
しかし、これには「付加価値」があります。付加価値は、適切な商品を選んでくれる・配送してくれるなどいろいろあります。その付加価値に様々な業種の方が絡んでいます。すべての業種が寄り添って成り立っています。(もちろん例外はあります。)

しかし、マルチ商法はトップしか得をしません。例外はありません。トップの私腹を肥やすために将来ある若者が犠牲になります。

このことがわかったのが、爆サイでこの会社のことを調べてわかりました。
風俗以外でも役に立つことがあるんだなと感じました。

社内での決まり事

こんなマルチなのに、なんで従業員の人はやめないの?と思う方も多いと思います。
それは、社内での徹底した洗脳により、「この会社はいい会社だ!」「社長になるために頑張るんだ!」という考えが植え付けられます。
また、社内では従業員同士の連絡先の交換を禁止しています。
連絡先を交換していいのは、リーダーと従業員のみです。
これは、従業員同士が不信感を持つことを防ぐためだと考えられます。

顛末

マルチ商法だとわかった瞬間、フィールド(笑)にいましたが即効友だちに連絡をいれ、迎えに来てもらいバックレました。
リーダーから「何かあった?」というラインに心を痛めましたが、ブロックし辞めました。
労働はお金を得ることができるのに、日々お金を消費していくだけでした。

その後、この会社は飲食店をオープンしたようでした。(オープンの為の店内改装も手伝わされました。)
しかし、飲食店も即効潰れ、フルーツ売りの会社自体もすぐになくなったようでした。
最近では、その会社の社長は居酒屋のイベントで胃薬を売っていました。

まとめ

今はもうほとんどないと思いますが、フルーツ売りの特徴としては以下の通りです。

アティチュードという言葉が出てくる

従業員同士の連絡先交換をさせない

募集していた求人と違う労働条件


そもそも、完全歩合制の良いところは「やればやるだけ稼げる」ということです。
この会社では、いくら商品を売っても1日1万円ほどしかもらえません。
なぜなら、売る商品量が各自決められていたからです。

マルチ商法は根絶しなくてはいけません。
これを見ているマルチ商法をしているという自覚のある方、絶対にやめてください。
マルチ商法に誘われている方。絶対にやめてください。

あなたの人生はそんなものに捧げていいわけありません。

借金があっても、人の財産を啜って成り立つような人生は絶対に歩まないと決心しました。
これを見ていただいた方の人生が少しでも好転することを祈っております。

ラートム

この記事を書いた人
v1000@tkhy

私たちは多感でギャンブルが好きな一般的な30代青年です。
自分の城を持ちたいと思い、「まずはブログだろ」ということで始めさせていただきました。
負けた、勝った、明日打ちたい台など様々な今日起こったこと、これからしたいことを綴っていければと思います。

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