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血の轍 ストーリー紹介と感想

マンガ

皆様お疲れ様です。
もちろん・・・仕事中です。

今週、小規模事業者持続化補助金の申請期限のため、おかげさまで結構お問い合わせをいただいたり、事業計画をご依頼いただいたりとありがたいです。

今回は・・・
タイトルにある「血の轍」というマンガをご紹介します。

私、マンガをめっちゃ持ってるんです。
現在、イーブックジャパンとレンタで1,300冊程持っております。
だから借金なくならないんだ・・・

私のマンガ保有一覧は、ここを見てね
個人的にパチンコ・パチスロ化してほしいマンガ

この記事の目的は、血の轍をもっと知ってほしいということから書きますが、これから読む方もいらっしゃると思うので、極力ネタバレがないように、好きなシーンと考察を書きたいと思います。


ストーリー

舞台は群馬県。

主人公の長部静一(おさべ せいいち)は中学2年生。お父さんとお母さんと3人暮らし。

お母さんの長部静子(おさべ せいこ)に起こされて一日が始まる。

「せいちゃん。朝はん、肉まんとあんまんどっちがいい?」

静一と同い年である、お父さん側の従妹であるしげちゃんは近くに住んでいて、よく静一の家に遊びにくる。

一緒にゲームをやって、まけたらデコピンをしてくる。

静一が学校の友達に遊びに誘われても、いとこが遊びに来るからいつも断っている。

ある日、しげちゃん家族と静一家族で山へハイキングへ行く。

みんなで登っているところ、静一がしげちゃんに押されて足を滑らせる。

静子は静一が落ちないように抱きしめる。

みんなは、「静子さんはほんと過保護だいなー」と言う。

お母さんが自分のせいで恥をかいた。

お昼を食べ終わった後、しげちゃんに立ちしょんべんに誘われる。

立ちしょんべんのあと、探検しようと崖に行った。

しげちゃんは崖で「うぇ~い」とふざける。そして、静一にこっちに来てという。

静一は「あぶないよ」といい、さっきみたいに押すからいやだ。と言う。

そこに、静子がくる。静子もしげちゃんに「あぶないよ」という。

しげちゃんはまたふざける。そして、足を滑らせる。

静子は、とっさにしげちゃんを抱きかかえる。

そして、突き落とす。

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うーん原作っぽく紹介してみたけどただの箇条書きになった。

このマンガは、「惡の華」「漂流ネットカフェ」「ハピネス」「麻里は僕の中」などを描いた、押見修造さんの作品です。
押見修造さんの作品は、思春期の男の子が主人公になっているマンガが多く、決して明るくない内容でどちらかというと暗くドロドロとした描写が多いです。しかし、バッドエンドではなく全て読んだ後は、なぜかすっきりするような気分になります。

そしてこちらの作品は、静一に対して過干渉なお母さんを描いた作品です。

間違っているのは母親なのか、自分なのか、世間なのか。自分のすることを母親に否定され、母親がすることは世間に否定され、何が正解かわからない中での静一を描きます。

静ちゃん。朝はん肉まんとあんまんどっちがいい?

血の轍では、食事シーンが多々でてきます。

漫画の冒頭では、静子が静一に対して

「静ちゃん。朝はん、肉まんとあんまんどっちがいい?」

と聞きます。

そして物語が進むと、


最初は、朝ごはんをただただ聞いているだけかと思います。
しかし、物語が進むにつれ、選択肢をなくしていき静子が決めていきます。

子供に対し選択肢を与えているかのようで、主導権を母親が握っていて、静一はそれに従っているだけ。全部お母さんが決めてくれている。

これに対して、「おかしい・不気味」と思う方と「朝ごはんを決めることなんてないから普通」と思う方で分かれると思います。感じ方が人それぞれだと思いますが、この物語を読んでいて、朝ごはんのシーンこそ、静一と静子の歪んだ親子関係を表していると感じます。

とにかく美しく描かれている静子

押見修造さんの漫画は、画力が素晴らしいです。
背景もシンプルかつ書き込んでいて、セリフがなくとも表現が伝わってきます。

そして、押見修造さんの画力が活きているからこそ伝わってくる部分があります。
それは、静子がとにかく美しく描かれていること。

静一が主人公ということは、静一からみた「お母さん」なんだと感じます。
そのお母さんがとても美しく描かれている。
静一はお母さんがとても美しい存在だと感じていることが分かります。

これもネタバレになるので詳しくは書きませんが、
物語の中で、静子が普段と違う描かれ方をされます。
それは普段、静一が見えている静子と違う描かれ方。

これは私の考えですが、静子の決めることが絶対・静子の考えでしか生きてこれなかった静一が作り出した「お母さん像」何ではないかと考えてしまいます。

静子の顔芸

物語の中で、静一がクラスメイトの「吹石」という女の子といい感じになります。

吹石も静一のことが好きで、静一は初めて母親以外の異性から好意を持たれ吹石に惹かれていきます。

しかし、静子がそんなことを許すはずがありません。

その中で静子は静一に対してこんな顔をします。

この顔めっちゃこわくないですか・・・?

ただ、これは世の中の母親でもこういう方はいると思います。
息子の彼女に対して、息子の自慰行為に対して過干渉なお母さんっているような気がします。

最後に

血の轍を知らない方からすると、なんだこれ?

という感じの記事で申し訳ございません。

しかし、是非読んでほしいんです。

特に、友情・努力・正義などのテーマに疲れてしまった方。
漫画を読んで凹みたい方におススメです。

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この記事を書いた人
v1000@tkhy

私たちは多感でギャンブルが好きな一般的な30代青年です。
自分の城を持ちたいと思い、「まずはブログだろ」ということで始めさせていただきました。
負けた、勝った、明日打ちたい台など様々な今日起こったこと、これからしたいことを綴っていければと思います。

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